- DATE
- 2016.09.24
結婚式といえば、女性が想像するのは「ウェディングドレス」ですよね。
いろいろなドレスデザインや素材があるなかで、どのように運命の一着を選べばよいのか?
初めての経験でよくわからないというお客様がほとんどではないでしょうか。
本日は私たちブランドゥスティルアンのドレスがどのようなものなのかをお話しします。
1990年代、日本の結婚式は「ハデ婚」と呼ばれ、お金をかけた派手な演出や料理を振る舞うことが主流でした。
もちろん衣装も白無垢、色打掛、ウェディングドレス、カラードレスと、何度もお色直しをすることが定番化し、「人生の一大イベント」といわれるのにふさわしいものでした。
新郎新婦は高砂の席に座っている時間も長く、大きな披露宴会場の遠くからでもインパクトのある衣装が良いとされており、
「いかに豪華にみえるか?」が衣装を選ぶポイントでもありました。
また、それだけの衣装を短い時間で着替えさせなければならないということから、ドレスは簡単に脱ぎ着できるもの、
少しのサイズ調節はその場でできるようにと、フリーサイズのドレスがたくさん作られて、貸衣装として提供されるようになりました。
一方、欧米の結婚式は日本のそれとはまったく違っています。
新郎新婦は二人のお気に入りの場所で、美味しいお料理をケータリングし、ウェディングプランナーと呼ばれるコーディネーターに依頼して会場の内装や装花などを手配して一つの結婚式をオリジナルで作り上げます。
ドレスに関しても日本とは考え方が違い、レンタルというシステムは存在しませんでした。
ですから、どこかで誰かが着ていたようなありきたりなものではなく、自分に一番似合うものをオーダーして、一日中お気に入りのウェディングドレス一着を着て過ごすのです。
現在の日本の結婚式が多様化し、欧米のスタイルを気軽に取り入れられるようになった今でも、ウェディングドレスに関してだけはレンタルというシステムはまだまだ変わっていません。
ガーデンがある会場や自然光のたっぷり入る邸宅で、ゲストの皆様と距離の近い結婚式を望む新郎新婦が増えている中で、今までのような貸衣装がはたして合うのだろうか?
日本の貸衣装を変えたい。
着ている人自身が一番美しく見えるドレスを提供したい。
こんな想いから、私たちブランドゥスティルアンはスタートしました。
今までのブログでもご紹介している通り、私たちはシルクのオートクチュールドレスを中心にドレスをセレクトしています。
欧米のデザイナーがアトリエで一着一着丁寧に仕立てるものです。
今までの貸衣装とは違い、着心地やデザインにこだわり、近くから見られても決して恥ずかしくない最高級の素材でドレスをご提供しています。
欧米の花嫁たちのように、今まではオーダーしなければ着ることが叶わなかったオートクチュールドレスをレンタルドレスとしてご利用いただけるのです。
新作のドレスはスタッフ全員で様々な意見を出し合いながら入荷を決定するのもブランドゥスティルアンの魅力だと感じています。
店頭でお客様と接する機会の多いスタイリストが選ぶからこそ、今のトレンドを意識しながらも品の良さを感じさせるドレスが店頭に並びます。
先日は新ブランドのショーを目の当たりにし、より一層ドレスへの想いを大きなものにしました。
数カ月後には皆様の元へお届けできることが楽しみです。
10年後、20年後にご自身の結婚式のアルバムを見返したとき、
「このドレスを選んで本当によかった」
と思っていただける、最高の一着をご提案いたします。
ご試着のご予約は、直接店頭へのお電話(TEL053‐452‐3334)もしくは
お問い合わフォーム(http://www.styleun.com/contact)よりご予約下さいませ。