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DATE
2020.03.10
【和装小物(5点セット)の種類と意味】

いつもブランドゥスティルアンのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

早いもので、もう卒業シーズンとなりました。初詣や成人式など着物を着られることが多いイベントごとがある1月に次いで、着物を着ている方を見ることが多くなる時期ではないでしょうか?

 

今回は和装のお着付けに必要なお小物(5点セット)についてご紹介させていただきます。和装にもドレスと同様、お小物合わせがございます。白無垢、色打掛に合わせてお小物のお色目やお柄にアクセントを入れるだけで一気に雰囲気が変わってきますよ。

そんな和装のお小物にも1つ1つ意味が込められております。和装小物(5点セット)には、【懐剣・筥迫・末広・帯締・抱え帯】がございます。

 

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【懐剣】

懐剣は女性の護身用として身に着ける短剣です。

『邪悪なものを寄せ付けない』『自分の身は自分で守る』という意味が込められた、

妻となる覚悟や魔除けのお守りです。

 

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【筥迫】

筥迫は身だしなみに必要な白粉や鏡、紅、お香、懐紙などを入れておく化粧小物入れが起源です。

『身だしなみに気を付けて、いつまでも美しく』という意味が込められています。

 

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【末広】

末広は末広がりの形状からめでたさの表しと、『末広がりの幸せが続きますように』との願いが込められています。

 

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【帯締(丸ぐけ)】

丸い形は円満を表す縁起の良い形ということで花嫁様の新しい門出を祝う気持ちが込められており、また、『永遠に続く幸せ』という意味が込められています。帯の上に結んで抑え、着物のアクセントになります。

 

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【抱え帯】

階級の高い家の女性が室内では長い裾を引きながら歩き、外出の際は紐で抱えるように固定して裾を上げていたことから、花嫁衣装では帯の下側に巻くようになりました。女性の軽快な動きが可能になったことから『自由』を表しているとも言われています。

 

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5点セット《無地ゴールド》

金色が入った白無垢を茶色の掛下で引き締めつつ、金色が入ったお小物を合わせて統一感を出すことで上品さを演出できます。お顔に1番近い襟に金色の入った刺繍襟を入れることでよりいっそう華やかさが増しますよ。

 

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5点セット《柄入り金》

掛下には生成を入れることで色打ち掛けの緑を引き立てることができます。お小物はあえて掛下と変わらない色のもので、お柄の入った物を選ぶことでアクセントになりますよ。胸元にお色やお柄が入ることでゲストの皆様の印象に残り、お写真映えもする華やかなコーディーネートになります。

 

ブランドゥスティルアンではお小物のお色目やお柄を幅広くご用意しております。

和装小物の意味を知りながら、あなたらしい和装コーデを見つけていきませんか。

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