- DATE
- 2016.09.22
本日は和装のコーディネートのご紹介です。
和装の小物合わせでは、色合わせが非常に重要なポイントです。
スティルアンでは様々なお色の小物をご用意しております。
実にその組み合わせは4500通り以上。
どのような組み合わせであなたらしさをだすかは、新婦様の腕の見せ所です。
まずは和装の小物とはどのような物を合わせていくのか、その意味も合わせてご紹介致します。
意味を知って頂くと、和装の小物合わせが更に楽しくなりますよ。
【筥迫(はこせこ)】
筥迫は江戸時代に化粧道具やお懐紙を入れた、現代で言う「化粧ポーチ」のようなものです。
着物の胸元に差し込む小物になります。
“私は、夫以外の男性に染まりません。”という力強い意思が込められおります。
一途な気持ちを表す小物なんて素敵ですよね。
【懐剣(かいけん)】
懐剣は、布で出来た袋の中に短刀が入っていて、帯の左側にさします。
短剣が入っていることから“魔よけ”の意味が込められています。
また、“自分の身は自分で守ります”という凛とした女性の意思表示でもあります。
【末広(すえひろ)】
末広はその名の通り末広がりな形状から”永遠に続く幸せ”という、おめでたい意味が込められています。
末広は懐剣と一緒に帯にさして頂くか、手でお持ちいただきます。
【帯揚げ(おびあげ)】
帯揚げは帯の上を飾る布のことです。
帯や着物との色の組み合わせを見て、どんな色の帯揚げにするのかコーディネートを考えます。
帯揚げは“子宝に恵まれますように”という願いが込められております。
子孫繁栄が叶うように素敵な帯揚げを選びましょう。
ここで当店オススメの色打掛のコーディネートのご紹介です。
色打掛【山取りに花の丸】
ピンクとグリーンを基調とした友禅の鮮やかな色彩が、とても華やかで明るい印象の色打掛です。
繊細な手仕事が光る手刺繍をふんだんにあしらうことにより、優しい風合いと高級感が際立ちます。
手刺繍の中でもひときわ目を惹くのが“相良刺繍”と呼ばれる玉止めのような刺繍です。
相良刺繍は手刺繍の中でも非常に手間がかかる技法になりますので、お着物に詳しい方なら一目でその価値を分かって頂けます。
お目が高いお母様、おばあさまにもきっと喜んで頂けること間違いありません。
こちらの色打掛のオススメコーディネートのご紹介です。
今回は四季をテーマにイメージの色をチョイスしていきました。
【春】
掛下 :紅梅色絞り
帯揚げ :紅赤
5点セット:小豆色
【夏】
掛下 :山吹
帯揚げ :桃色
5点セット:白藍
【秋】
掛下 :唐茶
帯揚げ :山吹色
5点セット:紅紫
【冬】
掛下 :唐茶
帯揚げ :紅紫
5点セット:金茶
同じ色打掛でも合わせる掛下、小物のお色でずいぶんと見え方が変わってきますね。
気になるコーディネートがあったお客様は是非スタッフまでお問い合わせ下さい。
→お問い合わせ・ご予約はこちら
“自分色”を見つけて頂き、和装も是非あなただけのコーディネートを楽しんでみませんか。