- DATE
- 2021.07.30
本日もブランドゥスティルアンのブログをご覧いただきましてありがとうございます。
コロナウイルス感染拡大防止の為、私たちも通常の営業日や営業時間を減らしながらも
これからご結婚式を迎えられる新郎新婦様へ精一杯お衣裳のご案内を致しております。
ご迷惑をおかけしておりますが、ご理解・ご協力いただいておりますお客様・関係各所の皆様に心より御礼申し上げます。
本日は夏挙式でもさわやかにお召しいただける和装コーディネートをご紹介いたします。
和装は何枚も重ねてお召しいただくので、ドレスに比べると暑いイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、コーディネート次第では、暑さを感じさせない涼しげな雰囲気を醸し出すことができます。
白無垢:熨斗草花に鶴
熨斗とはもともと、アワビの肉を薄くはいで乾燥させ延ばした、「のしアワビ」のことで、古くは儀式の肴に用いられました。
引き延ばすことから「延寿」の意味を持ちます。
また、慶事に際して最もポピュラーな文様の1つでもある鶴が描かれています。
古来中国では千年生きる瑞鳥と言われ、長寿の象徴とされてきました。
善王寺織という技法が使われているこの白無垢は、太い絹糸で織り成すボリューム感のある表現が特徴です。
夏らしいさわやかなお色味の山吹の掛下を合わせることで、涼しげな雰囲気を演出することができます。
さらに刺繍襟を合わせることでより華やかな装いとなります。
懐剣、箱迫などのお小物にはブルーグレーのお色を、帯揚げには山吹色を合わせ、全体的に統一感と季節感を表現いたしました。
掛下や、お小物には様々なお色のご用意がございますので、
季節感だけではなく自分らしいコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
和装は、お式当日にお召しになる方もいらっしゃいますが、前撮りをご希望される方も多くいらっしゃいます。
お式当日に和装をお召しにならない方も、式場内の前撮りであればドレスとは違う雰囲気のお写真を残ことができます。
また、ロケーション撮影では、桜や紅葉のシーズンも人気ではありますが、
他の花嫁様とは一味違ったお写真を残すには夏のシーズンもおすすめです。草木の緑に和装が映えます。
梅雨が明けますと晴れている日が多くなりますので、
せっかくの晴れ姿を青空の下で夏ならではのお写真を残してみてはいかがでしょうか。