- DATE
- 2022.01.14
本日もブランドゥスティルアンのブログをご覧いただきましてありがとうございます。
コロナウイルス感染拡大防止の為、通常の営業日や営業時間を減らしながらも
これからご結婚式を迎えられる新郎新婦様へ精一杯お衣裳のご案内を致しております。
ご迷惑お掛けしておりますが、ご理解・ご協力いただておりますお客様、関係各所の皆様へ心より御礼申し上げます。
2022年が始まり、寒の入りとともに寒さのつのる日が増えてまいりました。
秋から冬の寒さを感じるシーズンは結婚式やお写真撮りにて和装をお召いただく方が非常に増えてくる季節でございます。
本日は今季おすすめの和装コーディネートのご紹介をさせていただきます。
色打掛と言えば、多種多様の色が使われ、伝統美を贅沢に纏うことができるもの。
何色の色打掛を選ぶか迷われる花嫁様も多いかと思います。
その中でも本日は、温かみのある黄色の色打掛をご紹介させていただきます。
桜や松など、色打掛に多く使われるおめでたいお柄が多く施されている中、
目を引くのが袂やお太鼓部分の『鼓』のお柄です。
能楽や謡の伴奏でよく見られる、伝統的な打楽器である『鼓』。
和楽器は教養の象徴で、技芸の上達を願う柄ですが、「物事が良く成る」などにかけて、成功を表す意味もあるそうです。
また、大きな音色が鳴る事から、見事な実がなるという意味にかけて豊作の吉祥文様にでございます。
吉祥には幸福や、繁栄、この上なく縁起がいいことなど、
おめでたい意味があることから結婚式などにも用いられる定番の柄でもあります。
併せて、伝統衣装である色打掛を、あなたらしい色で表していただくために必要不可欠なお小物。
今回は色打掛が華やかな分、掛下は落ち着いたくすみベージュの色味を合わせ、柳色の筥迫・懐剣で柔らかい印象に。
日本の伝統工芸品である縮緬素材の為、無地でシンプルな印象ではありますが、
表面のシボの細やかさや深さ、しなやかな光沢感が花嫁様の美しさを最大限に引き出してくれます。
半襟は深い橙色の色味に紺色の重ね衿を合わせ、締まる印象へ。
お持ちいただくブーケはトレンドのくすみ色を合わせていただくのがおすすめです。
いかがでしょうか。
お小物の色合わせ次第で色打掛の印象をがらりと変えていただく事ができるため、
ご自身らしさを表現できる、特別な一着をご提案させていただきます。
是非担当スタイリストまでご相談ください。