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DATE
2016.08.08
モーニングを着る意味

ご結婚が決まり、結婚式場を選ぶ。

何度も試着を重ね、お気に入りのドレスを選び、タキシードをコーディネートする。

さて、ドレスショップで次にすべきことは・・・?

私たちは、「お二人と共にゲストをお迎えする立場になる、ご両親様のお衣裳も選んでいただきたい」と考えています。
晴れの日に相応しいおもてなしができますよう、ブランドゥスティルアンでは「正装」をご用意しております。
今回はその中でも特に、「モーニング」についてお話ししたいと思います。

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「モーニング」
正式には「モーニングコート」と呼ばれ、昼間に着用する最も正式な礼装です。
慶事では、格調高い結婚式や披露宴、記念式典、公式行事などで主役またはそれに準ずる人が着用します。

元々ヨーロッパでは外出着として「フロックコート」と呼ばれる丈の長いコートにベスト、スラックスが着用されていました。
しかし、紳士が馬車ではなく馬に乗るようになると、フロックコートでは前の長い裾が邪魔になり、それをカットして着用するように・・・。
それがモーニングコートの起源と言われています。

現在ではご結婚式で、新郎・新婦様のお父様が着用する衣裳として定着しましたが、このような古い歴史があるのですね。

 

モーニングには着こなしに関して基本のルールがあります。

上着は黒、ベストの色は同じく黒もしくはグレー、スラックスはストライプと決まっています。
ベストはTPOに合わせて変えるのが良いとされ、
ブランドゥスティルアンでも黒とグレーの2色をご用意しております。
特にご結婚式などのお祝いの席では華やかに見える「グレー」をオススめさせていただいております。

御両家様同じ色のベストで統一していただくと、よりバランスがとれ美しくみえますが、
「両家全くおなじスタイルはちょっと・・・」とお考えの方は、
ネクタイのお柄の違うものをご用意することもできますので、お気軽にスタッフにご相談くださいませ。

また、モーニングをご着用の際には小物も必要です。

・Yシャツ(ウィングカラーの物をおすすめしております)
・ネクタイ(ベストの色に合わせてご提案します)
・革靴(黒で、紐で締め上げるストレートチップが望ましいです。)
・サスペンダー(ベルトは使用せず、サスペンダーでスラックスを固定します)
・白手(白い手袋)
・ポケットチーフ(ジャケットの胸ポケットに差し込みます)
・アームバンド(Yシャツの袖の長さを調節するもの)

以上のような小物もすべて当店にてご用意可能です。

よくあるお問い合わせとして、
「両親はモーニングを着用しないといけないの?」というものがあります。

私たち衣裳店のスタッフとしてお答えするならば 「はい」 です。

ご両親様はご結婚式当日、たくさんのゲストをお招きするお立場となりますので、モーニング(正礼装)がふさわしい衣裳でしょう。
中には、「ダブルのスーツに白いネクタイでいいですか?」という方もいらっしゃいますが、
こちらは略礼装にあたり、ゲストの方々と同格となります。
もちろん略礼装でも失礼にはあたりませんが、お母様が黒留袖を着られるご予定であれば、なおさらモーニングのご着用をおすすめしております。

また、ご両親様がご遠方からいらっしゃるというケースも少なくありません。
この場合には事前に身長やウェストなどの細かいサイズを伺い、前日にサイズチェックのご案内をしております。
ご不明な点などはお気軽にスタッフにご相談くださいませ。

次回はお母様のお衣裳についてお話しします。

 

 

ご試着のご予約は、直接店頭へのお電話(TEL053‐452‐3334)もしくは

お問い合わフォーム(http://www.styleun.com/contact)よりご予約下さいませ。

 

 

 

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