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DATE
2016.09.16
日本の伝統的な婚礼衣装-和装-

日本の伝統的な婚礼衣装として知られている和装。
和装の種類も白無垢をはじめ様々ございます。

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本日は和装での結婚式はどのようなものがあるか、どういったお衣裳があるかご紹介致します。
和装での結婚式は以下のものがあげられます。

・神前式
・仏前式
・人前式

こちらの3種類が主となっております。
神前式と仏前式は宗教挙式であり、決まった所作をこなしていきます。
一方、人前式は挙式スタイル・婚礼のお衣裳どちらもお二人で自由に決める事ができます。
最近ですと「和婚」が増えてきておりますので人前式でも和装をお選び頂く方も多くあります。

「神前式」
古くから伝えられてきたイメージのある神前式。
神社で行われる挙式は、やはり雰囲気がでてとても素敵ですよね。
このような形式は100年ほど前からといわれております。
神前式は必ず神社というわけではなく、ホテルや式場などで神前式を挙げられる会場様もございます。

「仏前式」
一度結婚すると来世でも縁が結ばれると言い伝えられている仏教の教えに基づき
お二人のめぐりあわせを仏様やご先祖様に感謝し、誓い合う儀式。
仏前式は、神前式と比べ少数で御両家様のどちらかが属す寺院で行う事が多いです。

「人前式」
人前式とは、ご親族様・ご友人様の前で結婚を誓い合うスタイルです。
洋装・和装を含めお二人の自由に挙式を行う事ができます。
ご列席の方の宗教的背景に関わらず行えるのも特徴の一つです。

では、和装の婚礼衣装にはどのようなものがあるのでしょうか。

<白無垢>

和装の中で最も格式が高いお衣裳になります。
「清浄潔白」「汚れのない無垢な状態」を意味し、掛下・打掛・帯や小物全てを
白一色で統一する事が伝統的とされておりました。

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さらに魅力的なのが、白無垢姿にかつらをかぶり綿帽子や角隠しを着用することで
挙式ならではの風格がよりでてきますので一度は皆様憧れを抱くのではないでしょうか。

綿帽子:挙式が済むまで花嫁様は新郎様以外の方にお顔を見られないように
角隠し:角を隠して夫に従順に従う

このような意味が込められております。

最近では、掛下やお小物で刺し色を加えたお洒落なコーディネートを楽しんだり
かつらではなく洋髪に綿帽子をかぶる現代風なスタイルの花嫁様も多くなりました。

<色打掛>

昔は無の白から「嫁ぎ先の色に染まる」という意味合いもあり、
お色直しとしてのイメージが多い色打掛。
白無垢と比べると格下の装いでしたが現在では正礼装とされ挙式からもお召頂けます。

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色打掛と言えば赤色を連想させる方も多いのではないでしょうか?
赤は血液の赤とされ、エネルギーが強いと言われておりました。
麻の葉やカゴメの模様も魔を退治させる厄除けの意味を持ちます。

お柄も松竹梅・鳳凰・御所車とおめでたいものが多く使われ、
一つ一つに意味がしっかり込められております。

「松竹梅」
極寒でも縁を絶やさない松
寒さに負けずまっすぐに伸びる竹
冬の寒さからいち早く花を咲かせる梅

「鳳凰」
古来中国より言い伝えられてきた伝説上の鳥
平和で幸せな世界が実現されるときに現れる

「御所車」
京都御所の周辺で使われた貴族の乗り物
古典的で雅やかな文様の代表

ご自身のご決定されたお衣裳のお柄の意味をを知った上で
お召頂くときっと見方も変わる事と思います。
そして和装の中でもお見かけする事の多い鶴のお柄には
長寿の象徴とされ、品格あふれる美しい姿から婚礼のお衣裳として
非常に多く用いられるようになったと言われております。

最近の色打掛も白無垢と同じようにお衣裳をベースにお小物でアレンジを加えた
コーディネートをご希望される花嫁様もいらっしゃいます。

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打掛の中に着る掛下や5点セットも少し変えるだけで
全体的なバランスや華やかさがでてきて素敵ですね。

古くからの伝統を受け継がれた日本人ならではの和装の結婚式。
誰もが一度は憧れる事と思います。
その伝統を受け継ぎながら現代風のものを加える事で
また一味違ったスタイルをお楽しみ頂けると思います。

新しい人生の一歩を踏み出す門出の祝いで和装を取り入れてみるのはいかがでしょうか?
当日のお衣裳何を着ようか悩まれている方、是非一度ご相談下さい。

 

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